パラオ(あらら?編)

今回はダイビングの聖地のひとつと言っても過言ではない(いや、過言か?)南国パラオへダイビングに行ってきました。
何故あらら?編って?見てもらえばわかります。では。
    1日目 名古屋(夜)〜コロール(深夜)JALチャーター便       コロール滞在                               
   2日目 コロール〜カープ島(ボート)       2本    カープ滞在
    3日目                                   3本    カープ滞在              
    4日目                      3本    カープ滞在
   5日目                      2本    コロール滞在
   6日目 コロール(超早朝)〜名古屋(朝)JALチャーター便                         

  
1日目
  カープ島始めはフィリピンへ行こっかなって考えていたのですが、 この時世界中でSARSが流行していまして、アジアに行くなんて言ったら会社に迷惑かけそうだったので行き先を変更せざる得なかったのです。(>_<) で、探した結果、SARSの発生がなくダイビングに向いていており、さらにこの時チャーター便が名古屋から直行でパラオへ行けるとあって即決定! パラオはSARS危険地域に指定された国の便は飛んでこれなくするほど徹底しており、日本よりよっぽど安全だと思う。 この旅行で一番危険な場所は間違いなく名古屋空港だろう。 名古屋空港では1階にある銀行員はマスクをしていました。パラオ便は名古屋を夜8:40発だったので仕事が終わってから行くことができた。 さて飛行機とは言えば、50人以上は乗っているかな。彼らもSARSの事をなんやかんや周りに言われてきたんだろうなあ。 パラオの首都コロール到着は深夜。コロールでの入国時に早速SARS検査。と言っても、簡単な質問だけで済んでちょっと拍子抜けだ。 コロールではカープ島のスタッフがホテルまで送迎してくれる。俺の泊まったホテルはココロホテル。 パラオは日本人が多く来るのだろう。ホテルのスタッフは日本語が喋れる。だってスタッフ日本人なんだもん。
2日目
カープ島にはスピードボートで約40分。ボートには俺と名古屋のYさんと小田原4人組。 島にはアメリカ人2人以外には滞在者はいなかった。
1本目 German Channel  グレーリーフシャークマダラタルミの群れギンガメアジの群れイッテンフエダイの群れ。群れ群れ群れでした。 グレーリーフシャーク。このポイントはマンタがよく出るって聞いてたけど、ここ2ヶ月出てないそうで現れるはずもありませんでした。 ちなみにマイギアのデビューでした。パチパチパチ!
2本目 Big Drop off  入ったとたんにナポレオンです。その後潜行していったら、ずっと上の方をぐるぐる。 下に遊びに来てくれよ〜!ってな感じ。またまたグレーリーフシャーク。簡単にサメが出るのは凄い。 ホホスジタルミの幼魚、かわいいです。他にあんまり魚が少なくてビックリのポイントでした。(+_+)
 さて、今回の小田原4人組はかなりパンチが効いていて強烈だった。 まずは小田原のショップのインストラクター。彼がこの4人組の引率者である。そして潜水士の免許ホルダーのおじさん。 で、問題のおばちゃん2人。このおばちゃん2人、まったく中性浮力がとれない。と言うか、中性浮力という言葉を知っているのかなあ? まあ、俺も初心者のころは中性浮力をとるのになれていなかったが、考えられないレベルですナポレオン ライセンスを持っていない体験ダイビングの人でもこれほどの人はいないでしょう。 常時イントラやガイドが支えてる状態。 でないと、沈んでいくわ、浮かんでいくわでもう滅茶苦茶。下が砂地でモウモウと砂を巻き上げるフィンキック。 そんな状態でデジカメ持参ときている。ガイドに子猫を掴むようにファーストステージを持ってもらっていなければおれないのなら、 写真をとるのは勘弁して頂戴。まずはスキルアップをしてからにして欲しいな。 レベルの低い人は来るなと言っているのではありません。誰でもダイビングを楽しみたいのですから。 しかしながら、まずは自分のことが出来るようになってから、デジカメを楽しんでほしいよね。 順番を間違えていませんか?(-_-)
3日目
1本目 New Drop offオオメカマスの群れ(遠くから見えてきた時にはあこがれのバラクーダと思ったのでチョッピリ残念。) カスミチョウチョウウオカンムリブダイのペアはずぅ〜と一緒にいてくれるし、カスミチョウチョウウオヨスジフエダイといういかにも熱帯魚の群れ。 グレーリーフシャークは今日もおでまししてくれますし、透明度も20mくらいでパラオにきたなあって感じで花丸!(^O^)
2本目 Ngedobus Coral Garden 1本目の後のここでは感動に欠けちゃいます。あいも変わらずグレーリーフシャークは出るのですが、 魚影は薄く名前とうってかわって珊瑚もなく、なんじゃこりゃぁ〜!最後にカメ
3本目 German Drop off 本にも紹介されてないポイントです。透明度悪っ!パラオにして10mくらい。 おまけに2本目よりさらに魚影は薄くなり、”えっ!ここはどこ?俺確か今パラオにいる筈だよね?”って感じです。はぁ〜。(*_*)
4日目
1本目 Ngerchong Outside カンムリブダイウメイロ。その他の少ない熱帯魚。書くことがありませ〜ん。ふぅ〜。(*_*)
2本目 Ngerchong Inside 1番最初に潜って行ったら、トラフザメじゃ〜。シッポに特徴あり。でっか〜い。 ホソフエダイの群れ(めっちゃ地味なお魚です。日本にはいないそうですが.....。)
3本目 German Channnelマンタの超どアップ2本目が終わったあたりから結構風が吹き始めた上に、雨が降ってきたので3本目に行くかどうか迷ったんだ。 でも小田原4人組が行かないので貸切で行けることになったので、当然行きますっ!出発時には雨風も止んでくれましたが、ブルーコーナーへはやっぱり無理ということでした。 透明度は初日は24mあったのに、今日は12mくらい。なんかたるいなあ〜って思ってたら、なんとマンタ登場!!!1匹だけどそりゃあもう接近遭遇。 ずっとステーションでグルグルし続けてくれてダイコンDECO表示ぎりぎりまで見続けました。ヤッホー!2ヶ月近く出てなかったんだからチョーLuckyです。 石垣、バリに引き続きマンタゲット!v(^O^)v
それにしても残念ながら今日もブルーコーナーへ行けませんでした。全く俺がブルーです。 オバチャンに
”今日もブルーコーナーへ行けませんでしたね。”って言ったら、
”えっ?ブルー何?”
”えええっ〜〜〜〜!!! ブルーコーナー知らないんですか!?”
”そこはいい所なんですか?”
”いいも何も世界でのベストスポットの1つですよ”
”ふ〜ん”
いやあオイラびっくりこきましたね。まさかブルーコーナー知らずにパラオに来る人がいるなんて。 しかもブルーコーナーへ1番近い島カープ島へ。 まさに吉野家に何回か行っておきながら、牛丼を知らないようなもの。タテジマキンチャクダイ 何故この島にきたのか摩訶不思議。おまけにこのオバチャン達、俺が10万円近くで来てるのに20万円ぐらい支払ったんだって。 どうも一緒に来た小田原のショップのインストラクターが全部手配をしてくれたらしいが、ちょっとヒドクナイ?それって。 オバチャンがパラオを選んだんじゃなくて、このイントラがパラオ選んだみたい。どうりでなにもパラオのこと知らん訳だ。 このインストラクターが人の金でパラオに来たかっただけじゃねえの?これ違ってるの? まるで詐欺のようにみえたのは俺だけ?
5日目
1本目 Blue Corner バラクーダ 最終日にしてやっとコーナーへこれました。ここはケタが違います! パラオの実力ここに爆発したり!ナポレオンがつきまとい、グレーリーフシャークは当然だし、 大きいロウニンアジギンガメアジの群れ。 カメマダラトビエイツバメウオの群れ。そしてやっぱりここのハイライトはブラックフィンバラクーダの群れでしょう。 そりゃあもうすごいかたまり!流れがほとんどなかったので、やつらと一緒に泳ぐことができて、もう本当に至福のヒトトキを過ごす。 文句なし!! 本当に”ブルー”って感じでした。ダイビングやっててよかったぁ〜〜!!!v(^O^)v
ちなみに小田原組は潜りませんでした。残念でしたね。
2本目 German Channnel 明日超早朝便のため(ほとんど今日の深夜と言っても過言ではない時間帯)、 窒素を溜め込みすぎて飛行機に乗ったとたんに減圧症なんてなったらシャレこかないので、今日からきた女の子2人とは違い、 自分だけ水深10m前後をキープすることにした。マンタはでなかったけど、 中層で浮遊感を楽しみながらギンガメアジマダラタルミと戯れる。 小田原4人組とYさんは、さらに身体のことを考えて本日1本も潜らなかった。 俺って無謀?まあ搭乗までは12時間はあるけどね。

 クラゲ島に戻って機材を洗い、飯を食べて、慌しくカープ島を出発。途中ジェリーフィッシュレイクに立ち寄るためだ。 ここは毒のないクラゲが無数に繁殖しており、こいつらと一緒に泳ぐという、ビートたけしもビックリの奇跡体験アンビリーバブルができるのだ! ジェリーフィッシュレイクのある島はちょうどコロールとカープ島の中間くらいのロックアイランド内にあり、 その島に着いたらちょっとした山を歩いて越えて目指す池に到着だ。 ここではフィンキックでクラゲ達を傷つけないためにフィンの使用は禁止されている。 でもこの目ん玉飛び出るくらいにいるクラゲ達の中では、普通に平泳ぎしたって、 ひとかきするとちぎれるクラゲ続出だ。ごめん。なるべく慎重に泳いだけどね。 クラゲの手触りはプルンプルン。非常に不思議な空間だった。 コロールに到着後は機材を干して乾かして、ちょっとした買い物をした。 夜早いので早めに就寝。グゥ〜〜。(v_v)zzz
6日目
夜中カープ島スタッフ、コロール担当者(目がクリッとして体型が、いかにもって感じのパラオ人)が行き同様、 空港まで送ってくれた。こんな夜中にお疲れちゃ〜ん。m(_ _)m今回は納得行くダイビングが出来なかったので、 2度とパラオなんかにくるもんか!って思った翌年に訪れることになろうとは.....。 なお今回に使用している写真はパラオ(やったー!編)にて撮影したものです。