野沢温泉

スノーボードシーズンもいよいよ終わりになるゴールデンウィーク。
長野県は野沢温泉へ行ってきた。
名古屋から高速を走ること、休憩含めて約4時間。夜の9時に出て、
日にちをまたいだ翌日の午前1時の到着だった。
野沢温泉と言えば日本スキー発祥の地。
もちろんそれだけ雪が降ると言う事で、
街中の温泉街には積もった雪を落とすマスや溝がある。
宿の駐車場で荷物を降ろしていた時に、事件はおこった。
俺の視界が急に上へ上がっていったのだ。
深さ1m強のマス(左写真)にお笑い芸人みたいに落下!
もちろんTVのセットみたいにマットが敷いてあるわけなく、
この時期マスの中に雪があるわけもなく、コンクリートに激しく叩きつけられた。
左足ズリ剥け&打撲、左肘打撲、右足首捻挫!
当日痛くて眠れやしない。
野沢温泉まできて、滑らないわけにいかない!
気合と根性で少し滑ると、激痛が!
右足首はパンパンに膨れあがった。 さてこの足首まともに歩けないほどになったので、
困っていたら宿の人が治療をしてくれることに。
なんとあの雪印スキージャンプチームのコーチをしていた人で、
スポーツ医学のプロでした。
その治療方法は氷水のバケツに足を漬け込むだけのことだったんだけど、
それが強烈だった。
あまりの冷たさで、冷たいじゃなくてメチャクチャ痛い!
あまりの痛さに呼吸が乱れて気が遠くなりそう。
こんなに痛いならこんな治療しなくていいよ!って言うくらい。
実際、この治療で気絶する人もいるらしい。
神経が麻痺するまでは5分くらい。
麻痺した後は痛覚がないので、我慢できるんだけど、
感覚がなくなり始める2、3分が永遠に感じるほど長く感じた。
最終的に10分は足をつけていたかな。
患部の熱はとれたものの、治ったわけじゃない。
捻挫&打撲は患部を温めてはいけない。
結局、野沢温泉まで行っておきながら、温泉なんてズリ剥け傷に染みるし、患部にも悪いから入れない。
ボードもまともにできずに退散してきました。
家に帰ってきてから、2週間後、未だに痛い足を見せに病院行ったら、ヒビ入っているカモだって。
カモかもかあ.......。