カンボジア

    今回の旅はカンボジアはアンコールワットの遺跡で有名なシェムリアップから陸路にて国境を越え、
タイの首都バンコクを目指すことだった。
ツアーでなくて、シェムリアップ空港に飛行機で着いてゲートを出たら、もう君はスターになれる!
なぜなら、まわりに群がる客引きの量が半端じゃないから、まるで芸能人に群がるファンみたいに見えるんだ。
まっ、最初は面白いけど、そのうち、うっとうしくなること間違い無しだ!
女の子は怖く感じるかもね。



1日目
カンボジアへの旅行はこれで2回目となった。
前回は首都のプノンペンから河をさかのぼりトンレサップ湖を渡りシェムリアップまで船できた。
今回の旅行にて陸路でプノンペン(カンボジア)〜バンコク(タイ)〜クアラルンプール(マレーシア)〜シンガポールって繋がった。
勤めながらよくやるよ。
名古屋からの飛行機にてタイはバンコクに到着。
バンコクエアーなる航空会社のカウンターで明日のカンボジアはシェムリアップ行きのチケットを購入。
ここのスタッフ日本語喋りやがった。
日本人団体さんのツアーがよく来るらしい。
さてチケットも買ったし、今晩はとりあえず、遺跡で有名で世界遺産にも登録されているアユタヤにて泊まることにした。
ドンムアン空港の目の前の駅から電車にて約1時間。


続く
中3日は、また更新時にでも追記します。
4日目
今日はいよいよ国境越えの日(ま、それほどでもないけど)。
まずはタイと国境のポイペトを目指す。
昨日ピックアップトラックのチケットを現地旅行社にて購入し、宿泊しているホテルも伝えていたので、
ホテル前にて待つ。朝6時予定が7時にきやがった。
さて、ピックアップトラックとは何か?
アジアに行けば良く見かける交通手段(特に田舎ね)で、
ただ単に、トラックの後ろの荷台に客を乗せて走るバスのようなもの。
ちゃんと出発地と行き先が決まっているけど、運チャンに言えば、好きな所で乗り降りできる。
俺が乗った時には既に2人乗車していた。
で、俺は運転席後方の壁を背もたれする場所に陣取った。
他のホテルやバスターミナルで乗客を拾いシェムリアップよ、さようなら。
乗客はトラックの荷台に俺とフランス人の男2人、オーストラリア人の女2人、
後、やはり欧米人4人だったかな。
トラックは中にも乗車でき、東洋人1人と欧米人4人か。
シェムリアップを出た頃はまだ道が舗装されていたが、しばらくすると未舗装部分に突入。
砂ボコリをモウモウとあげながらトラックは走る。
周りは見渡す限り田んぼが広がりとてものどかな光景。
ただこんなだだ広い所を機械を使わずに牛で作業しているのには、ただただ唖然。
やがてオーストラリア人の女が俺に車止めるように言ってきやがった。
んっ?どーした?
トイレだってさ。
その女はトラックが停まると平然と草むらに入って行って小用を済ませてきた。
羞恥心のかけらもない奴だ。
まあ、漏らすよりいいか。
女にはこーゆう所旅行する時は羞恥心とか言ってられないんだろうな。
かくいう俺もトイレを済ませておいた。
道は段々ひどくなり、たまに危険だからと言って荷台の乗客が降りて渡る橋もありやがった。
途中の街までは、この人数で行ったが、そこからは現地人を荷台に詰め込みはじめやがった。
やめてくれ!狭くなる!暑くなる!
ピックアップトラックは目的地であるポイペトの地名を叫びながら、
市場内をくるくる回って乗客を探す。
ここで乗客の一人であるフランス人が叫び始めた。
運転手  ポイペト、ポイペト!
フランス人  ノー、ポイペト、ノー、ポイペト!
運転手  ポイペト、ポイペト!
フランス人  ノー、ポイペト、ノー、ポイペト!
  もちろん俺はフランス人の仲間だ。現地人を除いた後ろの外国人で合唱だ。
俺達の効果があったのか、たまたまポイペトへ行く現地人が少なかったせいか、
3人の乗車にとどまった。
ピックアップトラックはやはり砂埃をモウモウとあげながらポイペトを目指す。
途中ランチ休憩をして(カンボジア国内なのに通貨はタイのバーツが使えた)、4時頃ポイペトに到着。
トラックを降りた俺は砂ホコリで白くなっている。
髪の毛はバサついて手ぐしができないぐらいになっていた。
ポイペトは恐ろしくバイクがたむろしていて、国境の町らしかった。
ゲートを超えタイはアランヤプラテートに入国


続く