御岳2005
赤色 登山ルート
青色 滑走ルート
田の原 10時00分
神社 10時10分
9合目 11時45分
王滝頂上 12時40分
剣が峰 13時30分
剣が峰滑走開始 14時35分
王滝滑走開始 14時50分
田の原 15時40分
前回御岳へ登ったときはアイスバーンのせいで、頂上から滑れなかったのでリベンジしに行ってきた。
今回は前回とは違い御岳スキー場からのアクセス。
と言っても、5月ともなれば、とっくにスキー場は閉鎖しておりスキー場上部の田の原まで車で行ける状態。
今日の天気は快晴。予報も1日晴れ。今回は間違いなく上まで行けそうだ。
にしても、雪減ったねえ。
かなり地肌見えてるよ。
まあ、見ると一応上から下まで雪つながってるから、滑ってこれるでしょ。
燦燦とふりそそぐ太陽が非常に暑くロンTだけで途中までは登れる。
一緒に登るごっつあんはすげえペースで登っていき、とても追い着けねえ。
元気やねえ。
途中からは山道が出ていたので登りやすく、
結局頂上までの道で雪渓を歩くのはあんまりなかった。
今日は天気がメッチャいいので、9合目を過ぎた辺りからは遠く富士山まで拝むことが出来た。
いつかはあの山を滑ってやる!
結構飛ばした上に、角度が急で酸素が薄いせいか、足取りがドンドン重くなる。
王滝頂上に着いて、一服をして王滝頂上神社の裏手へまわると目指す剣が峰が見えた。
さすがに3000mはちょっと寒い。でも、ちょっとだけだ。
御岳山はいたる所に訳の分からない銅像が鎮座しており、山全体がちょっとした銅像美術館である。
美術的価値があるかどうかは定かではないけど........。
40分程かけて剣が峰到着。
剣が峰にある銅像が一番立派に見えました。
ここからは、前回挫折した御岳ロープウェイ側の9合目が見える。
あんなに近かったのか。
今回アイゼン全然いらねえのに持参してきちまった。アホです。
カバンの中にお菓子のスコーンを入れてきたら袋が破裂しんばかりにパンパンに膨らんでいた。
量が増えればいいのにね。
気圧の差は恐ろしいものです。
御岳山は活火山なのでしょうか?
頂上近くの谷から硫黄の臭いのする煙が立ち上がっていたぞ。
臭いだけ温泉気分を満喫!
さて、下りです。
下りは、剣が峰から王滝頂上方面へ滑り、一度ボードを外す。
そこから少し歩き返して、いよいよメインディッシュ。
遥か下に広がる御岳スキー場へ向かってドロップイン!
王滝頂上からはおいしいザラメが広がっていて、最高です。
もう頭の中はトロトロプリン状態。
しかしながら、そんなおいしい状態はあっという間に過ぎ去って行き、
狭い沢の中に突入。標高が下がる程、沢は狭くなりかなり滑りにくくなってきた。
”狭えなあ〜。”
後からくるごっつあんを待っていると、なんか変な音聞こえるじゃん。
”んっ? 水の音?”
そう、もうほんの少しスピード出して滑っていたら、雪の無い沢(ちょっとした滝?)に落っこちるところだった。
なんとなく行きに通った道の方向は掴んでいたので、
雪山を掻き分けてしばらくすると、ちゃんと元の場所に戻ることが出来た。
ここからを滑るにゃ俺の技術じゃあ無理がある。
っていうかこんな雪が少なくて激細の場所滑れるやつなんて数少ねえと思う。
しかし1分も下山しない内に少し広がったので、また滑り出す。
でも表面ぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこぼこ〜!!!
膝にくるぅ〜。
滑れるところまで滑って、残り5分程歩いて田の原帰還。
一気に登りきったせいか、高山病にかかってしまったみたい。
頭が二日酔いみたいにズキズキする。
うぃ〜、昨日は飲みすぎたぁ〜。もう飲まないぞぉ〜。ってな感じです。
バファリン飲んで帰ってきました。