香港、マカオ、広州、台北
なんか暇だし、飯でも食いに行くか。飲茶食いてえ。
そしたら香港だ。んっ?どうせなら、飲茶の本場、広州にでも行って食べてくるか。
じゃあ広州はどうやって行こうかな? おっ、マカオ経由でも行けそーじゃん。
マカオで一儲けしてから、リッチに飯でも。イヒヒヒヒッ。
早速チケット手配しよっと。”只今、香港へは台北経由のチャイナエアーがお安く
なっております。”って店の人。よし、こうなったら、台北も行ってやろうじゃないの。
と、いう訳でプランは、とてつもない勢いで膨らみまくり、ツアー会社のパック旅行よりも
ガンガンにパックした旅行をしてきました。
1日目
台北発が少々遅かった為、香港には20分近く遅れて到着した。チャイナエアーの機内食
あんまりうまくねえなあ。
今回は中国へもエントリーするからビザを取るため(現在、中国に観光で短期間入国
するならビザはいらねえが、
この時はまだ必要でした)、いつも宿をとる
尖沙咀(チムシャツォイ)へは向かわず、
中国のビザ発行オフィスがある香港島の灣仔(ワンジャイ)へ直接向かう。
空港からエクスプレス
を使えば速いんだけど、
節約のためにバス&MTRで行くことにした。
まずは、空港島の隣町、東涌(トンチョン)へS1のバスで。今はもう、オクトパス(地下鉄、バス、トラム
共通のプリペイドカード)を使っているけど、この時はまだ現金払いしていたんだ。
この時空港で両替したてで、小銭がなく困っていると、すぐに他のお客が両替してくれました。
謝謝!
でも、日本でこんな風になっている人を見かけた時に、咄嗟に助けてもらえるだろうか?
日本人って結構冷たいから.....。あっ、でも、いいか。日本のバスは中に両替機ついてるじゃん。
て、言うことは、香港のバスが悪い訳やね。
両替機付けろー!
10分弱で東涌に着く。
地下鉄を乗り継ぎ、灣仔到着時は4時近く。
今申請書を出せば、明日ビザが貰えるかどうか訊ねたら、
”明日オフィス休ミ。釈迦様ノ誕生日アルヨ。”
”えっ〜、じゃあ、今日スピード発行出来る?”
”350HK$デO.Kアルネ。”
”どひゃ〜”通常翌日発行なら100HK$だよ。
泣く泣く、払って発行してもらう。
どえらい日にお釈迦様も生まれてくれたものだ。
地下鉄にて尖沙咀へ向かい、ネーザン通りをに出ると早速客引きが、待ってましたとばかりに寄ってくる。
もう疲れてたし、安かったので、彼に勧められるままミラドーマンションの一角に泊まることに。
さて、皆さんは、香港滞在の時、ここミラドーマンションやチョンキンマンションに泊まったことがあるでしょうか?
ツアーでくる方はここに泊まることは絶対にありえないと思うんだけど、安い部屋は本当に刑務所の独房並です
(刑務所入ったことないから知らないけど、多分こんなもんじゃないかな?いや、刑務所よりひどかったりして)。
とびっきりに狭い部屋にベッドが一つ。1.5畳程でしょうか。
窓はありません。こんな所に1週間も連泊すると気が滅入ること間違いなし。
いつもツアーでいいホテルのいい部屋へ泊まられている方は、是非一度はこの様な所へ泊まられてみては。
ある意味香港気分を満喫できます。
今日の夕飯は九龍城にある、鼎泰豊小館(台北で有名な鼎泰豊とは関係ありません)。
@バスが九龍城方面に向かうので、30分近く乗って行ったら、
とんでもない住宅地。もうどう考えても通り過ぎてるな、こりゃ。帰りのバスからは、簡単に九龍城発見。
お店の正面のガラスにはその店の紹介された時の新聞や雑誌の
記事がビタッっとはってあります。商売気バリバリやん。の割りには中はガラガラやん。
久々に小龍包他、点心
を数点食べる。うまいなぁ〜。
食後近くにある豆腐屋さんで出来立て豆乳を飲んで、そこら辺りをブ〜ラブラ。
夜10時をまわったあたりで、夜食に翠園酒樓に行く。点心の一つに春巻を頼んだら、ソースが付いてきやがった。
春巻はソースじゃないだろ。酢醤油だろ。俺の味覚にはついてけんなあ。
夜遅くまで飲茶が食べれるっていうだけで、まあ、あんまりこの店勧められません。
お腹も一杯になったので帰って独房で寝る事に。
2日目
朝早く起き、6時から早茶をやっている灣仔の龍門大酒樓に行く。
散歩がてら港まで行って、スターフェリーにて香港島に渡ろうとすると、
始発7時30分なんだって。あほくさ〜。致し方がなく尖沙咀に一度戻り、
地下鉄にて灣仔へ行って朝食の飲茶。
香港島をトラムでのんびり観光してから、
九龍サイドに渡り、
占いで有名なお寺”黄大仙”へ行った。
休日だったからか、占いのブースがほとんど閉まっており、
寂しい雰囲気なので、ちょっとガッカリ。時間帯が悪かったのかな?
入口で線香を購入して、みんなと同じ様にお祈りをしてきた。
”う〜ん、あれ欲しいな””こんな風になればいいな”
”いやいや、こっちの方がいいぞ””グヒヒヒィ、ウヒヒヒヒ(笑み)。
頭の中では神様もそんなのはとても叶えられませんという願望で一杯になっているのであった。
ちょっと早いが昼飯。佐敦(ジョーダン)にある新楽酒樓でまたまた飲茶だよ〜ん。
昨日から4食連続飲茶です!
ここは、安いながらもとっても美味しかった。俺ここのマンゴープリン好きですね。
この店お勧めですよ。
ホテルをチェックアウトしてマカオに向かうために、またまた香港島へ向かう。
上環のフェリーターミナルからマカオまでは約1時間の船旅。
マカオ到着前にアナウンスがあったが、英語、中国語に引き続いて、日本語の
アナウンス。ポルトガル領だったので、ポルトガル語なら頷けるが、
よっぽど日本人が乗るんだろう。ジャパンマネー
¥ここに炸裂!って感じだった。
とりあえずは町の中心地であるセナド広場へバスで向かい、裏通りをぶらつくと
安宿(高華酒店)発見。宿が決まったのでちょっくら観光する。
香港から来るとマカオは
コンビニ全然ないし、なんか場末の古びた町に感じられる。
マカオで一番有名な場所といえば、聖ポール天主堂跡。
えらい坂道を登っていき見えてきた時には”おおっ〜”と思うが、いざ後ろを見ると、
マカオのシンボル的存在にもかかわらず跡というだけあって正面しか残ってりゃあせん。
なんかガッカリ。
義順牛?がセナド広場にあったのでミルクプリン食う。おいちぃ〜。
ちなみにタマゴプリン
なるものも食べましたが、こっちは”ブ〜”です。
葡京酒店(ホテルリスボア)へ。カジノです。小心者の俺はとりあえず500HK$でトライ。
ブラックジャックはどこの席も満席で、既にプレーをしている人に後ろから、賭けることに。
すぐに飛んでいくお金。ホントにあっという間。日本でパチンコもやらねえ俺が勝てる訳ないんだ。
と、瞬時に悟った俺にはカジノが、ただ見学するだけの観光スポットに早代わりしてしまうのであった。
まっ、ちょっとした緊張感は味わったかな。
カジノで儲けてちょっと高級な飯を、なんて夢は光の速さで消えていったので、晩飯は宿のすぐそばの
”〜〜炒飯”って書いてある、いかにもB級のお店へなだれこむのであった。
まあ、所詮俺自体B級品ですから....。
そこで”〜牛肉〜飯”(←字が読めません)なるものを頼む。出来上がってくるまで心配してたら、
これがメチャメチャうめーの。
火の上にのせられた一食分の小鍋の中にご飯。その上には
味付けされた牛肉のこま切れ&生卵。これにニンニク風味の醤油タレを小鍋の器に注ぐと、
ジュワ〜と湯気を立てて、もうたまりません。
絶妙のハーモニーをつくりあげ、”おこげ”まで楽しめます。
B級店やるじゃないか。俺も頑張らないと。
3日目
朝食はセナド広場近くにある”〜〜大酒樓”で飲茶。
結構おいしかったです。中心部から市バスで20分程で
関門(国境)に到着。マカオのイミグレを
抜けると中国のイミグレまでは、すんごい広いスペース!”なんか国境に来たなあ”って、
国境のない島国”日本”から来た青年は思うのであった。
中国側の国境の都市は珠海(ジューハイ)。 イミグレがある馬鹿デカイ建物をでて、地下へ行くと珠海市内行きのバスターミナル
があって、そこから広州行きのバスも20分毎にでていた。珠海は結構発展している町。道路はだだっ広く、土地余り中国の凄さを
感じずにはいられなかった。バスは途中から高速道路を走り一路広州へ。バスには、女車掌が乗車がしており、やたらベラベラ
アナウンスをしている。小心者で中国語がサッパリの俺にとっては動揺を掻き立てる以外のなにものでもない。一体何を話てたのだろう?
広州は中国大酒店が最終到着地。とりあえず今晩の宿を探さなくてはいけないが、目の前にデ〜ンとそびえるこんな立派なホテル
(中国大酒店)には高そーで俺には泊まれない。で、まずは市街のバスに乗って駅を目指した。
駅付近で地図を買いどうしようかなって考えていたら、一人の中国人が俺に近寄ってきて何か話しながらこんなことが
書いてある紙をみせる。”〜〜大酒店、65元”。
”おおっ!安いじゃん!”ってヒョイヒョイついて行く。そうするとちょっと、いや、かなり
古くて、見るからにやばそうな建物。なんか酒店(ホテルのことね)の人と俺を連れてきた客引きが、
”中国人ノ証明書ヲ持ッテルカ?”
みたいなことを聞いている様な気がする。さらには”異人”と紙に書いて見せられたので、
”日本人”って書き返してやったら、
”ジャア、泊マレナイアルネ”って。
そりゃあ中国では中国人オンリーで
外国人が泊まれない所があるって聞いたことがあったが、
大体この客引きの野郎、くる途中ずっと中国語で俺に喋りかけてきているのに対して、日本語で
”わからん”を連発している俺を
ここへ連れてきても駄目なことわかるだろうに。そこで今度は大丈夫なホテルへ連れて行くというから、このスットボケタ奴に
またまた身をまかせることに。次は華麗宮大酒店。
”んっ。思ったよりよさそうなホテルじゃん。さらに名前が凄い!華麗な宮だなんて。”
よく恥ずかしくもなくこんなホテル名を付けたものだ。確かにいいホテルだが、ヒルトンやシェラトンじゃあるまいし、
お世辞にも華麗とは言い難い。手前味噌もいいところである。1泊120元なら全然オッケー。
他に出入證(部屋を証明するカードみたいなもの。鍵は個人で貰えず、このカードを各階のスタッフに見せると部屋の鍵を開けてくれる
という摩訶不思議なシステム)が50元。で、早速チェックイン。
フロントの女の子が”パスポート”って言うから渡すと、フォームに書き込んでいく。で、生年月日を記入する欄で
何か困っている。パスポートの生年月日の月の所って5月ならMayとか11月ならNovって書いてあるじゃない。
それで俺のDecが12月って分かんなかったんだろうね。よっぽど外人が泊まらねえのかこのホテル。
女の子3人で”これって何月?””わっかんな〜い””どーしよう?”
なんて会話を中国語でしてたのでしょうか。
俺が書き込んでやろうと思った時に、チャイナドレスに身を包んだお姉さま登場!
綺麗です。
ここの女主人であろうか?
”何をしてらしゃるの、あなた達””こんなのも分からないなんて駄目ね”って言う雰囲気を醸しだしながら、
スラスラ数字を書き込んだ。フロントの女の子達も”うわ〜、すごい”って尊敬の目で女主人を見る。
次元が低すぎます。
で、覗いてみると、俺の誕生月Decが3月になっているのであった。
”おいおい、Decは
12月だよって”結局俺が書き直してやると、
女主人は”オホホホ、さあ部屋へ案内しますわ。どうぞこちらへ。オホホホ”彼女は気づいていただろうか、エレベーターへ向かう後ろ姿に
フロントの女の子達の冷めた視線を.....。
六榕寺(おもいっきり修理中.....)光孝寺(しょぼすぎ.....)等、
しけた観光をしながら”名もなき店”
で昼食。
炒飯頼んだら、とんでもなくウマイ!!!!俺こんなウマイ炒飯たべたことないっす。
ボリューム一杯で驚きの4元!近所にあったら毎日通っちゃうね。
陳氏書院は上部は陶器でカラフルな装飾、壁もよく彫ったもんだっ感じで、あ〜中国に来たなあって建物でした。
清平市場。ここ広州の民のお腹を満たす食材が全て売っている所。日本では見かけない様な野菜。まあ、野菜は良しとしましょう。
問題はWild Animalコーナーです。豚、牛は当然として、カエル、ハト、ヤモリ、ゲンゴロウ、ウサギ、ネコ、サソリ等々
お前ら本当にこんなの食うの?ってなものが一杯売っています。なんか見せ物が半分くらい入っている気がしてならん。
”パパ、今日、動物園行こうよ”って子供が頼めば、
広州のお父さん方はここへ連れてきてもオッケーなのでは(既に死亡しているのも多数ありますが......)。
見た目もそうですが、臭いも異様で、ここへ来る前に食べた物が戻ってきそうな勢いです。
ダイエットしたい貴方!是非ここへ!市場にもかかわらず食欲がそがれること間違いなし!
写真は左から入口、売られていく可哀想なウサギやカモ達、そして洗面器の中は大量のサソリです。
清平市場から近い所に広州で一番歴史がある茶楼、”陶陶居”がある。あの魯迅も利用した飲茶がGoodらしい。
いよいよ今回の旅行のメインだ!(俺飲茶食べに広州にきたんだから)
と探しあてた店は”改装の為90日閉店”
みたいな張り紙!”ゲロゲロ〜!!”途方に暮れて駅までバスで戻り、
近くの屋台で得体の知れないものを食する。
可もなく不可もないようなものだった。
明日香港に戻るので先に切符を購入しておくことにした。
駅には時刻表らしきものが見当たらず、たまたま電光掲示板に”シンセン”行きの時間が表示されていたので、
その時間と列車番号を紙に書いて駅員に渡すと、45元と書かれた紙を渡してくれた。
切符もゲットしたし、東南アジア行くと、よくある微笑ましいコピー商品のお店をからかいながら、帰途についた。
ホテルへ戻るとクリスマスでもあるまいし、それはそれは怪しげなネオンで彩られていました(左下写真)。
4日目
朝部屋を出ようとしたら、何と外から鍵がかけられているじゃないか!なんで外からロックするんだ!
よく見るとドアには”安全を確保する為に、鍵をホテルがかけており、必要なら内戦1800に電話して
開けてもらう”様なことが書いてある。もちろん全て中国語なので、多分この様な内容でしょうと自分で
勝手に解釈。必要に決まってます。早速部屋の電話で1800にかけるが、全然通じない。というより、
電話独特の”プー”とかいう音もしない。変だなあと思って見るとコードが途中で切れとるやん。
コードの周りのカバーをカミソリで剥き、銅線を出しコネクター部分に繋げる(ホテルの部屋に閉じ込められてこんなことしたことある?多分だれもいねえだろうな)。そしたら”プー音”復活!
ただ心配なのが、Decを3月と間違えるような従業員に、果たして部屋番号の数字が英語で通じるのか?!
しばらくして”カチャッ”。ドアのロックが外れた。それにしても、あの電話が通じなかったら、ず〜っと閉じ込められていたかと思うと
ゾッとする。8階のカウンターの横を通り過ぎようとすると、従業員がひたすら何か話しかけてくる。さっぱり分からん素振りを
していると、紙に漢字で書いてくる。どうやら、今チェックアウトするのか聞いているみたいなので”我再来”って紙に書いて
渡してやった。”オッケー、オッケー、ドウゾ、イッテラッシャイ”
日本人は漢字が分かるから、英語が分かんない中国人と、何とか筆談できるから助かります。
越秀公園内にある鎮海楼を見に行ってから(チィッ、閉まってやがる)、広州で一番おいしい飲茶をサーブしていると言われている
”拌渓酒家”にて朝食。よく混んでるなあ。感想?美味しいですよ。ただ期待が大きかっただけに、チョッピリガッカリです。
だって一番おいしいはずなんですよ。そうは思えないんですが.......。
値段は点心4品とお茶で21元と驚きの安さ!値段の安さが広州一なのか?
ホテルへ戻りチェックアウトする。出入證を返すと係員が部屋を見に行った後に50元が返ってきた。
広州駅の前はかなり広いのだが、いつもかなりのひとだかりだ。いったい何をしている人達だろう?
駅のシステムは少々複雑だった。駅構内の待合室に時刻表が貼ってあり、
よくよく見ると俺の乗る列車は2時間40分かかるやつで、他に1時間30分で行く列車があるじゃない。
どうりで切符が安い訳だ。切符買ってからしか入れない様な所に時刻表貼りだしやがって、
切符売り場の側に貼っとけ!切符には何号車、何席と書いてあり、全席指定席みたい。
長距離列車には自由席は存在しないのだろうか?知っている人いたら教えて下さい。
列車は定時に出発し広州東駅へゆっくり向かった。そこからはかなりのスピードで走ります。
この列車も速く走っているのに、並行してあるレールの上をさらに速い列車が追い越していく。
あれに乗りたかった.....。シンセン駅に到着するちょっと前から、曲が流れ始め中国語の他に
英語のアナウンスも入る。で、曲の中には”グレン メデイロス”の”Nothing's gonna change my love for you"
もかかる。名バラードでいい曲♪なんだけど、まわりはいかにも田舎の中国人達。雰囲気まったく違います。
中国出国、香港入国。両方とも結構待たされたなあ。羅湖からKCRで
九龍塘まで行きMTRに乗り換え佐敦へ行く。
なぜ佐敦かというと、2日目に行った新楽酒樓でちょっと遅いけど昼飯を食べるためだ。
午後2時30分から4時まで飲茶がやっています。一律8HK$。たらふく食べてきました。余は満足じゃ。
ちょこっと買い物をしてから、空港へ行った。台北到着は夜の8時。台北駅へバスで向かい9時30分頃到着。
ゲストハウスを駅の側で見つけたが、ボロイ。でも安い。どうせ1泊だし、どんな所でもオッケー。
日本人が滞在していたので一緒に士林夜市へ飯を食いに行く。
臭豆腐屋へ。よくテレビで話題になっているから一度食べてみたかったんだ。臭豆腐はトムヤンクンみたいな
辛さのスープに何切れか入って出てきた。このスープ”辛ぇ〜”豆腐はこの激辛のスープのせいか、はたまた
俺の鼻が麻痺してしまったのかそんなに臭わなかった。他に牛丼?(日本の牛丼とは全く別物。
これ無茶苦茶ウマイです。最高。)食べて、薬草入りスープ、牡蠣入りお好み焼きを食べて、デザートにゼリーを食べて
締めくくる。もう入りません。終電はとっくに出ちゃってるので、バスで帰って寝る。
5日目
昨日は2時過ぎに寝たにもかかわらず、7時起き。だって暑くて寝苦しいし、蚊が飛んでてうるさいし、おまけにカユイ!
ゲストハウスを引き払って、駅のロッカールームに荷物を置いて町へ出た。
地下鉄で孔子廟へ行く。とってもしけています。隣にも似たような建物がありますが、そろいもそろって、しけこんでました。
さあ今日も食うぞってことで一路鼎泰豊へ。開店してしばらくしか経ってないのに、2階は一杯。
でも3階はガラガラだった。ここの従業員、日本語喋れます。さらに日本語の説明付きメニューまで用意してくれます。
今でこそ鼎泰豊は日本中に数件店舗を展開していますが、ここが本店。やっぱ本場の味を
自分の舌でお試しあれ!頼むは小龍包と土日の9時〜10時限定という小龍湯包。”フゥ〜ハフハフ、うめぇ〜”小龍湯包は小龍包を2まわりほど小さくした
だけのもので、味は小龍包そのものです。これをスープと一緒に食べるのですが、別に俺小龍包でいいです。だって小龍湯包
高いもん。朝から美味しいもん食べて気分は上々。故宮博物院へ行く。バスは台北駅からやや離れた北門から304番で。このバス
士林駅を通るのでここで乗り換えて行った方が便利です。博物館結構好きな方なのに、"う〜ん、なんかなあ〜”。
陶器とかに興味がないとちょっとキツイ場所かな。ちなみに肉石(天然の石がお肉にソックリ!)と白菜ヒスイは
見栄えがするものでした。結局今回の俺は食べ物しか目に入ってねえのか?
今回の旅の最後を締めくくるお店は緑楊邨。朝、小龍包を食べておきながら、ここでもこりずに小龍包!
さあ食い納めだ。ここの小龍包はゴッツ美味しい上に安かったよ。
空港へ帰るバスを待つ間に買ったアーモンドミルクなるパック飲料は想像を遥かに超えたまずさ!舌がスパーク!
さらに空港で食べたまずいケーキに牛乳。どれかがビンゴしたのだろうか?
飛行機に乗ってしばらくすると
、結構ゆれたせいなのか、気持ち悪くなり××してしまいました。おぇ〜〜〜。お後が宜しくないようで。
p.s
今回登場した食べ物屋に、いわゆる一級品の店なんてものは無く、私みたいな貧乏舌に合うお店ばかりです。
こんな安いお店の食べ物でも美味しく食べれるなんて、貧乏に生まれたことを感謝しなくちゃ。
普段高級な食材をお食べになられているリッチな方には味の保証は一切致しません。